ウサギが戻れるように

うさぎが戻れるように

うさぎが自分でケージに戻れるようにしておく事も大切です。ケージ内は、うさぎにとって窮屈で嫌な場所ではなく、一番安心な場所だと認識させましょう。安心な場所だと認識すると、疲れた時には自分で安心な場所であるケージ内に戻り、休むようになります。

へやんぽ（室内での散歩）中にお腹が減ったら、ケージ内にご飯を食べに帰り、喉が渇いたら、水を飲みに帰るようになります。特に夏場は注意が必要ですので、いつでも水が飲めるようにしておきましょう。

また、遊んでいる時に、うさぎがトイレに行きたくなる事もあります。我慢すると体に良くありませんから、いつでも自分でケージに戻り、トイレをできるようにしておきましょう。注意点としては、ケージに戻ってトイレをしている最中に、うさぎが戻ったからと言って、へやんぽを終了させないようにする事です。『トイレをしたいけど、ケージに戻ったらへやんぽが終わってしまう』とうさぎが思うと、うさぎは排泄を我慢し、自分からケージに戻らなくなります。『トイレに戻っても、また遊べる』という意識をつけてあげるには、へやんぽ中は、最低でも1時間以内に一度ケージに戻し、飼い主さんがトイレなどを促してあげると良いでしょう。上手に出来たら褒めて、再度へやんぽを再開させると良いと思います。

へやんぽを終了させる時は、そのようなうさぎの体調とは関係ない時に、『終わり』と言って、飼い主の指示でうさぎをケージに戻します。うさぎに必要なへやんぽ時間を確保した上で、あくまでも、主導権は飼い主にある事を認識させます。うさぎが大人しくケージに戻ったら、褒めてあげましょう。